こんにちは。不動産投資トラブル情報局です。
突然ですが皆さんはキラキラ大家に遭遇したことはありますか?
私の場合、周りにキラキラ大家がいないので出会うことがないと思っていましたが、ひょんなところでキラキラ大家に出会う機会がありました。
“キラキラ大家って誰?” “キラキラ大家ってどんな人?” と思う初心者不動産投資家もいるでしょう。
今回はキラキラ大家に興味がある方に向けて私が遭遇したキラキラ大家のエピソードをお話します。
キラキラ大家と遭遇した場所
私がキラキラ大家と出会ったのはコロナ禍になる前の話です。
不動産投資家の方に誘われた投資家飲み会で遭遇しました。(不動産業者のスポンサーがついているような食事会ではなく参加者全員で割り勘するタイプのプライベート飲み会です。)
その飲み会は投資インフルエンサーと呼ばれる方々も参加するような集まりで、地主や富裕層との会合とは全く異なる空間で(ある意味)驚きました。
地味目おじさんキラキラ大家
飲み会の席で隣になったのが40〜50代の男性。
本記事でのあだ名は地味目おじさんキラキラ大家→「おじキラ」にしましょう。
服装はユニクロのような安めブランドの全身コーディネート。
小汚い感じはありませんし、ツーブロックゴリラのようなギラギラ系の印象もなく、人間ジャンルでいうと役所にいるような地味なおじさんといった印象でした。
話をするうちにおじキラは自分の投資手法や投資背景を教えてくれました。
それ自体は特に問題なわけではなく(2021年現在で使える手法かは別として)、当時は《まぁ…そういう方いますよね》という投資成功談でした。
キラキラ大家エピソード① コラムニスト
おじキラがキラキラ大家だと思った1つ目のエピソードは、不動産ポータルサイトでのコラムニストであることを強調していたことです。
そしておじキラが“人気コラムニストになるための協力をしてほしい”とお願いをされました。
簡単に言ってしまえば、 “ 私のネットワークに自分のコラムを拡散してほしい”と頼まれました。
私にとって金銭的な損害が発生する話では無いですし違法な手段でもないのですが、協力するメリットがないので適当に話を流しました。
キラキラ大家エピソード② 本を出版
おじキラがキラキラ大家だと思った2つ目のエピソードは、 本を出版していたことです。
本に関しては“書籍を購入して良いレビューを書いてほしい”とお願いされました。
「いやー、マジで面倒だな」と思いましたが、あまりにかわいそうな気分になったのと、こういう投資家がどんな本を出版するのか気になったので本は買ってあげました。(レビューはしませんでしたが)
その後アマゾンで1位になったと嬉しそうにSNSで報告していたので他にもたくさんの人に購入依頼をしたのでしょう。
出版した本がアマゾンで1位になりおじキラの自己承認欲求は満たされたのではないでしょうか。
キラキラ大家エピソード③ セミナー勧誘
おじキラがキラキラ大家だと思った3つ目のエピソードは、 セミナーをしていたことです。
セミナーの勧誘が酷い印象が残っています。
本を買ってあげたことから良いカモが見つかったとでも思ったのでしょうか。
その後おじキラのセミナーや、おじキラの仲間たち(キラキラ大家or共喰い大家or嵌め込み大家)のセミナー勧誘が始まりました。
セミナー代金は大した金額では無いですし人間性が良ければ付き合いで参加しても良いのですが、おじキラやおじキラ周りの人脈と関わる価値はないと判断したためお断りしました。
カモではないと分かった後はさーーーっと引いていったのも印象深いです。
さいごに
おじキラは共喰い大家や嵌め込み大家までは進化していないと思いましたが、テイカー(※他人の時間・知識・金銭などを奪い自分の利益しか考えない人)である事は間違いありません。
私が被害に合わなかっただけでもしかしたら嵌め込み大家なのかもしれませんが‥
テイカーは自分さえ利益が得られれば良いという考えの人なので、テイカーと関わっても良いことはありません。
成功している人にテイカーはいないので、関わらないことが大切です。
案の定、彼に紹介された人は全員怪しい人で面白いエピソードが満載でした。
キラキラ大家は共喰い大家や嵌め込み大家に進化していきやすいので関わる際はご注意を!
書籍『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』には関わると損するテイカーについて書かれています。
人間性を見極める知識が備わる良本です!