知らない電話番号から携帯電話に入電が入り、不動産投資の営業であった経験はありませんか?
こちらから問い合わせをしたのであれば別ですが、勝手に勧誘目的で電話をされると迷惑ですよね。
しかも断っても断っても何度も電話がくることがあります。
「電話勧誘を止めて欲しい」と思う方は多いはず!
今回は実際に効果のあった不動産投資会社からの勧誘電話をこなくする方法をご紹介します。
知らない不動産会社からの営業電話に困っています…
実際に勧誘を受けた経験談
実は私も営業電話がきたことがあります。
ある日知らない電話番号から携帯電話に入電がありました。
「〇〇不動産の■です。♦さんの携帯電話でよろしいでしょうか」
大体こんな風に電話がきます。
不動産賃貸業を行っている方であれば、最初は何の件か分かりませんので「はい、そうです。」と答えてしまいますし、著者もそう対応してしまいました。
それからというものの、頻繁に営業電話がかかってくるようになり迷惑極まりない状況に…。
何度も「興味ないです。」「その条件では購入しません。」「もう電話勧誘は止めてください。」と断っても関係なく電話してきます。
不動産業界はモラルの低い、ガバナンスが守られていない業界なのでまともに対応しても無駄です。
そこで勧誘電話をこなくする方法を試してみました。
実際に効果のあった方法の具体例
早速ですが、実際に実験して効果のあった方法をご紹介します。
実際に効果のあった方法① 無職
「会社を退職し、現在無職ですがローンは組めるのでしょうか?」
このように問いかけましょう。
不動産を買わせたい営業マンは、ローンが組めるかどうかを重視しています。
つまり、ローンが組めない人には興味がありません。
無職やフリーランスの方はローンが組みにくいので、営業マンは一気に興味を失います。
分かりやすくいうと、「売却先候補」から「ゴミくずリスト」に移ります。
不動産業界は自分の損得しか考えていない営業が多い業界であるので、ゴミくずリストに入れば連絡はこなくなります。
実際に効果のあった方法② 別人
携帯電話に電話がくる以外の方法で最初に連絡が来た場合、携帯電話番号をうっかり教えてしまったというパターンがあると思います。
具体例を挙げると、会社に入電が入り「後日ゆっくりお話したいので携帯電話番号を教えてもらえませんか?」や「街頭アンケートという形で携帯番号を記入させ営業をかける」パターンなどです。
街頭アンケートに答えてしまいました…
この場合は、別人を装います。
後日電話が来た際に、「♦さんの携帯電話でよろしいでしょうか?」と聞かれた際に「違います。」と言うことです。
可能であれば、家族や友人など別の方に出てもらうと効果的です。
性別が異なる方や年代が異なる方であればより効果的です。
男性の携帯電話のはずが女性が出たら別人だと思いますよね。
これは間違えて電話番号を教えてしまった時に効果的ですよ!
実際に効果のあった方法③ 法律を使う
投資用不動産を販売する不動産業者は“宅建業者”と言い、宅建業法に基づいて営業しなければなりません。
宅建業法には、一度断った後にしつこく電話勧誘することは禁止されています。
よって、この法律を盾に断る場合は、「相手の会社名・営業の名前」を聞いたのち、次の2つを主張しましょう。
(Ⅰ)ハッキリと断る
曖昧に断ると断っていないと判断されかねませんので、「不動産の購入はしませんし、営業電話をしてくるのもお断りします。」等、明確に購入はしない・勧誘も断る旨を伝えましょう。
(Ⅱ)次勧誘電話をしてきた場合は、宅建業法違反で通報すると伝える
宅建業法に従い、一度断った後に勧誘したら違法であることを知っているのを伝えましょう。
宅建業法が守られない場合は宅建業法違反となり通報することで処分の対象になります。
まともな不動産会社であれば次から勧誘してきません。
もし宅建業法違反を気にせず、勧誘を続ける不動産業者であれば絶対に不動産を購入してはいけません。
トラブルに巻き込まれるだけです。
さいごに
不動産業者からの営業電話に困っている方は多いです。
特に医師・歯科医師・薬剤師・看護師等の医療従事者や、公務員、上場企業のサラリーマンであれば営業電話を受けたことがある方は多いと思います。
安定的に年収500万円以上が稼げる職業の方はいつ勧誘電話がきてもおかしくありません。
最悪、携帯電話の番号を変更するという手法もありますが、勧誘される側が損失を受けるのは勿体ないですから、勧誘がこなくなる方法を試してみてはいかがでしょうか。
不動産投資の営業電話を受けて不動産に興味を持った方は、少なくとも営業マンの騙しの手口を勉強してから不動産投資に手を出すことをおすすめします。
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