「新築ワンルームマンション投資=失敗」
これは不動産投資を少し勉強すれば目につくキーワードです。
しかしワンルームマンション投資は昔から取引されていて、購入している方が多いのも事実です。
闇雲に新築ワンルームマンション投資が失敗だと言う情報が流れていますが、実際は成功している方も多いです。
この記事では新築ワンルームマンション投資の成功例をご紹介します。
新築ワンルームマンション投資の成功者例を教えてください。
購入時期が2010年頃
リーマンショック直後の2010年あたりは不動産価格が安い時期でした。
その当時から“新築ワンルームマンション投資は危険”、“新築ワンルームマンション投資は失敗する”と言われていました。
しかし実際の結果は、この時期に都心エリアに新築ワンルームマンションを購入して2021年現在まで所有している人の多くは利益が出ている状況です。
2010年頃は銀座駅徒歩3分の新築ワンルームマンションが2000万円台で購入できています。
現在の中古マンション価格は、「築18年で3400万円」です。
賃料相場も下がるどころか上がっているような状況ですので、所有期間分のローン残差が減り物件価格が上昇した成功例といえます。
1000万円以上利益が出ている人もいるのではないでしょうか。
利益の幅は人それぞれですが、2010年~2013年頃に購入している方は成功者が多いです。
低金利で融資が引ける人
低金利で融資が引ける属性の人は新築ワンルームマンション投資でも成功しています。
金利3%で融資を引く場合と金利1.2%で融資を引く場合では、元本の返済スピードが全く異なります。
同じ価格の同じ物件を買っていたとしても低金利で融資が引ける人は成功しやすいです。
低金利で融資が引ける属性とは、年収が高くローンの踏み倒しになる可能性が極めて低い人たちのことを指します。
具体的に言うと年収1000万円以上の東証1部上場の有名企業、医者、公務員などです。
これらの人たちでも新築ワンルームマンション投資で失敗しているではないかと言う意見はあると思います。
この意見は間違ってはいません。
しかし失敗してしまった理由は明確です。
- 営業マンの能力不足により適切な金融機関を提案されなかった事で高金利で融資をひいてしまった
- 悪質な不動産会社で相場よりはるかに高い物件価格や賃料で新築ワンルームマンションを購入してしまった
このような理由から失敗してしまったのです。
優良な不動産会社や営業マンと関わっていれば成功できた可能性があるので、もったいないですね。
様々な選択肢が使える
不動産の購入時や運用中、売却時に選択肢が多い事は成功しやすい条件の1つといえます。
その時々により状況が異なってくるので使える選択肢が少ない物件だと成功しにくくなります。
わかりやすい例は次のようなものです。
- 購入時にサブリースを付けるか付けないを選択できる
- 運用中はサブリースを付けていても売却時にサブリースを外せる
購入時にサブリースをつける事が絶対条件である不動産会社やサブリースが外せない不動産会社は実際に存在します。
この条件で問題なく運用しているのであれば良いのですが、不動産投資は長い時間をかけて運用していくものです。
数年後に状況が変わっても選択肢が選べない場合は不利に働いてしまうことがあります。
サブリースを一例として挙げましたが、他の制限をかけている会社もあります。
このような制限が少なく、時と場合によって選べる選択肢が多い物件を運用している人は成功しやすいです。
まとめ
新築ワンルームマンション投資が危険だという声はありますが、成功例も数多くあります。
但し、その成功がどのような状態を指すかは人により異なります。
3000万円で購入した物件を倍の6000万円で売却するようなことを成功と考えている人は新築ワンルームマンション投資では成功することはできないでしょう。
一方で、自分の労力をほとんどかけずにひと部屋あたり何百万円の利益を得るのが成功だと考える人であれば新築ワンルームマンション投資でも成功出来る可能性はあるでしょう。
ただし注意点としては新築ワンルームマンション投資の不動産会社は優良物件を販売している所の方が少ないです。
不動産会社選びと関わる営業をしっかり見極める必要がありますのでご注意ください。
ワンルームマンション投資の関連本は沢山出版されています。
出来るだけ多くの書籍で情報収集しておくことをおすすめします。